【大前提】
スクーターチューニング(カスタム)はご自身で突き詰めて、理想の乗り心地を追求するものであり
乗り手の体格やバイクの個体差等を考えても、【正解】は存在致しませんので、あしからず。
さて今回は、センタースプリングについてざっくり解説。
変速のタイミングを調整するパーツであるセンタースプリング。
表示されるrpmは、追加するエンジンの想定回転数を指しており、純正比で硬さをプラスしチューニングすることが一般的です。
一例として、硬くするとどうなるのか?
硬くする!
➔ 変速点(回転数)がノーマルより高くなる
➔ 出力の高いタイミングで変速するので、これまで以上に加速をよくすることが可能に!
上記の回転数の目安として、rpmを示してあり、概ね「ノーマルから表記の回転数を追加したrpmでセンタースプリングが伸縮を始めますよ~」ということ。
硬さを示す、概ねの目安としてご認識頂けたら良いと思います。
仮に1000rpmのセンタースプリングを装着した場合
ノーマルが6000rpmで変速点だったとするのであれば、それよりさらに1000rpm追加された、7000rpmという出力の高いタイミングで変速を開始するように調整し、鋭い加速を狙う。といった具合です。
※数値はあくまで参考です。
また、アクセルを戻したときに、低いギアに素早く移行させることで再加速のレスポンスを上げることに寄与する。といった効果も持ちます。
しかし、闇雲に硬くすることは、最高速の伸びが望めなかったり、ベルトへの負担が大きかったり、セッティング次第では、トラブルの原因になりますのでお気をつけ下さい。
また、変化を体感しやすいアイテムでもありますが順番的にはウエイトローラーやボスワッシャーなど、色々とチューニングを固めた後にトライする、場合によってはエンジン自体のチューン(ボアアップ)などを行ったあとでも有効なアイテムです。
センタースプリング 一例:シグナスグリファス
今回はセンタースプリングについてでした!
お好みの走りと照らし合わせて、最適なご使用を頂けますようお願い申し上げます。
【過去記事も御覧ください!↓】
■あなたは大丈夫?ウエイトローラーとVベルトの劣化症状、ざっくり解説
【これからスクーターをカスタムするライダーさんへ】
必ずしもカスタムせずとも、劣化したパーツを新品に交換するだけでも走りは変わります!
腕に自身のある方は、目視で愛車のコンディションを確認してみましょう!
※ご注意ください※
セキュリティ導入によって商品購入時にシステムエラーの表示になる場合がございます。
エラーが表示されました際には 恐れ入りますが時間を少しおいて再度購入をお試しください。