【大前提】
スクーターチューニング(カスタム)はご自身で突き詰めて、理想の乗り心地を追求するものであり
乗り手の体格やバイクの個体差等を考えても、【正解】は存在致しませんので、あしからず。
軽快なスタートダッシュ、高回転域に入ってもまだ伸びる!余裕の走りっぷり。
スクーターカスタムの楽しさは、理想の走り、自分の好みの走りに、比較的手軽にチューンナップできる点が挙げられると思います。
基本的にはボアアップなどを行わない限りは、大きなエンジン出力の変化はおこりませんが
今回ご紹介する 【駆動系パーツ】 の組み合わせ次第では、まさに馬力が上がったような伸びのある走りをインストールすることが可能となってきます。
駆動系の動きをまずはザックリと解説!
エンジンの回転が、Vベルトを通じて伝わり、後輪を回す。
下記はアイドリング状態の駆動系のイメージ。
スロットルをひねると、プーリー側の機構はVベルトを外へ押し出し
反対にクラッチ側はベルトが落ち込んだ状態、つまり高速域・高回転域に入っていきます。
さて、この状態をカスタムすると考えます。
今回はVベルトの動きに着目して解説しますと、
例えば
アイドリング状態、プーリー側のVベルトの落ち込みが、ノーマルより、もっと深い位置から始まったらより鋭いスタートになるのではないか?
例えば
高速域、高回転域でも、更にベルトが落ち込めば、最高速の伸びを期待できるのでは?
つまり純正には存在しない、ベルトの可動域、使用範囲を作り出すことができたら、同じエンジンパワーでも、より良い走りへと変化するのではないか!?
それを実現するアイテムが、今回ご紹介する駆動系パーツになります。
まずは
KOSO パワーキット
これまで当ブログでも何度かご紹介させて頂いた、駆動系チューンの第一歩目にして決定版。
切れのある走り出しを計算したベルトの落ち込みと強化センタースプリングなどを組み合わせた
ビギナーからベテランまで、入れて損なし、間違い無しのキット。
そして、クラッチ側には
ノーマルにはないVベルト稼働領域を生む、最新商品!
KOSO HPアルミセカンダリ
純正比約1mmの開きを実現。
高速域/高回転域でのVベルトの落ち込みはノーマルよりいっそう深く。
最高速へといざないます。
また、純正比 約300g の軽量化のアドバンテージも大きい。
さらに、下記まで揃えたらカンペキ。
KOSO SPORTクラッチSET【SPORTクラッチ+軽量アウター】
スタートダッシュと最高速の伸びを引き出す食いつきの良さとウエイトバランスを実現。
今回紹介したカスタムパーツは ノーマルをベースとしたカスタムではなく、新たな領域を創り出すカスタムになります。
体格やお好みに合わせたウエイトローラーやセンタースプリングの微調整が必要になってきますが、自分で創り上げる、駆動系のベストな組み合わせで、マシンに眠るエンジンパワーを最大限引き出す事ができれば、愛車への愛着もいっそう増すことと思います。
秘めたグリファスの性能を呼び起こすカスタム。
ぜひトライしてみて下さい!
【過去記事も御覧ください!↓】
■あなたは大丈夫?ウエイトローラーとVベルトの劣化症状、ざっくり解説
【これからスクーターをカスタムするライダーさんへ】
必ずしもカスタムせずとも、劣化したパーツを新品に交換するだけでも走りは変わります!
腕に自身のある方は、目視で愛車のコンディションを確認してみましょう!
※ご注意ください※
セキュリティ導入によって商品購入時にシステムエラーの表示になる場合がございます。
エラーが表示されました際には 恐れ入りますが時間を少しおいて再度購入をお試しください。